Management Applicationのシステムの構成

このチェックリストは、システムを設定するときに通常必要となるタスクを概説しています。

情報はチェックリストとして提供されますが、チェックリストが完了しても、それだけでシステムが完全に要件に一致することを保証しているわけではありません。システムを組織の必要性に一致させるために、Milestoneでは、システムの起動後も、システムを継続的にモニターし、調整することをお勧めしています。

異なる物理的条件(昼/夜、強風/無風など)で個々のカメラのモーション検知感度の設定をテストし、調整することに時間をかけることをお勧めします。システムの実行中にこのようなテストを実行します。イベントや関連するアクションの設定も、組織の必要性に依存します。

このチェックリストを印刷して、常に携行してください。

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システムのインストール

システムソフトウェアのインストール」を参照してください。

既存のバージョンのシステムをアップグレードする場合は、「ある製品バージョンから、別の製品バージョンへのアップグレード」を参照してください。

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ソフトウェアライセンスファイルの認証

多くの場合、ベンダーがこのプロセスを行うので、ユーザー自身がこのステップを実行する必要はありません。

ソフトウェアライセンスファイルを認証するには、「ライセンス認証について」を参照してください。

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Management Applicationを開きます

インストール後にManagement Applicationを開きます。ここでは、システムと機能の構成および管理を行います。

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ハードウェアデバイスをシステムに追加

システムを初めて起動すると、詳細設定ウィザードが立ち上がり、システムにハードウェアデバイス(カメラ、エンコーダー、専用I/Oボックス)を追加し、適切なユーザー名およびパスワードで設定できるようにサポートします。「自動設定ウィザード」を参照してください。

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ハードウェアデバイスライセンスを認証

多くの場合、ベンダーがこのプロセスを行うので、ユーザー自身がこのステップを実行する必要はありません。監視システムがオンラインの場合、この手順もスキップできます。

ハードウェアデバイスを追加したため、ハードウェアデバイスライセンスを認証する必要があります。

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カメラの設定

システムに接続されている各カメラの様々な設定を指定できます。設定には、コーデック、解像度、モーション検知の感度、録画の保存およびアーカイブ場所、PTZ(パン/チルト/ズーム)のプリセット位置、マイクおよびスピーカーとの関連付けなどが含まれます。ビデオや録画の設定についてを参照してください。

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イベント、入力、出力の設定

センサーからの入力に基づくシステムイベントを使用すると、システム上のアクションを自動的にトリガすることができます。

アクションの例:録画の開始・停止、ビデオフレームレートの切り替え、PTZカメラのプリセット位置への移動。また、イベントを使用して、照明やサイレンなどのハードウェア出力を有効にすることも可能です。イベントの概要を参照してください。

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スケジュールの設定

いつアーカイブを行うか、カメラが常にビデオをシステムへ転送するか、特定のイベント発生時や指定された時間帯だけビデオを転送するか、などを設定します。また、いつシステムから通知を受信するかも指定します。一般的なスケジュールおよびアーカイブの設定およびカメラ固有のスケジュールの設定を参照してください。

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クライアントによるシステムへのアクセス設定

システムには、多数の異なるクライアントアプリケーションが含まれています。クライアントからのインターネット経由でのシステムへのアクセス可否や、同時接続クライアント数などを指定します。サーバーアクセスの設定を参照してください。

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マスター/スレーブサーバーの設定

複数のサーバーを実行するには、以下の手順に従うだけです。この機能はXProtect Professionalを実行している場合のみ使用できます。

マスター/スレーブ設定により、複数のサーバーを組み合わせて、使用できるカメラの合計数を単一のサーバーの許容最大数以上に拡大できます。

このような設定でも、クライアントの接点は、1つだけに維持されます。クライアントは、マスターサーバーに接続されますが、スレーブサーバーのカメラや録画にも自動的にアクセスできます。マスター/スレーブサーバーの設定を参照してください。

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ユーザーの設定

誰が、どのようにシステムにアクセスできるかを指定します。必要であれば、Management Applicationを保護するパスワードを設定します。誰がどのような権限を持つクライアントアクセスを行えるかを決定します。ユーザーアクセスの管理ウィザード基本ユーザーの追加ユーザーグループの追加ユーザーおよびグループの権限の設定を参照してください。

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XProtect Download Managerの設定

ユーザーがシステムサーバーに接続した時に、ようこそページに表示される機能を管理します。含まれる機能としては、クライアントアプリケーションへのアクセス、追加クライアントの言語バージョン、プラグインなどがあります。XProtect Download Managerは、システムサーバーと同じ言語でユーザーがXProtect Smart Clientにアクセスできるよう、デフォルト設定が行われています。XProtect Download Managerの使用を参照してください。

上記のリストは、一般的に管理者が行う必要のある設定手順を示しています。システムの設定を設定、編集して、正確に組織のニーズにマッチさせることができます。

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