録画(プロパティ)

録画という言葉はビデオ(該当する場合は、カメラからの音声)の監視システムサーバーのカメラのデータベースへの保存を意味します。

ビデオ/音声は、保存する理由がある場合にだけ保存されます。たとえば、モーションが検知されている間、イベントが発生してから、他のイベントが発生するまでの間、または一定の期間内で保存されます。

特定のカメラについてビデオおよびレコーディングの設定する場合、以下のレコーディングプロパティが含まれます。

常時録音

カメラが有効で、オンラインになるようにスケジュールされている場合は常に録画します。後者のオプションでは、時間ベースの録画ができます。

設定しない

録画しません。ライブビデオが表示されますが、ビデオがデータベースに保持されていないため、ユーザーはカメラからビデオを再生できません。

条件

一定の条件を満たした場合に録画します。このオプションを選択する場合、モーションの検知や指定したイベントの前後の期間の録画を保存できるように、必要な条件(以下を参照)を指定します。

例:ドアが開いている間、ビデオを保存するように定義した場合、ドアを開ける直前に発生した状況を確認できることが重要になる場合があります。たとえば、ドアが開いていますと呼ばれる開始イベントと、ドアが閉じていますと呼ばれる終了イベントで、イベントによる条件付きでビデオを保存するとします。プリレコーディングが3秒の場合、ドアが開いていますが発生する3秒前から、ドアが閉じていますが発生するまでの期間、ビデオが録画されます。

組み込みモーション検知

このチェックボックスを選択すると、モーションが検知されたビデオを録画します。ポストレコーディング(以下を参照)を使用しない限り、最後にモーションが検知された後、録画はただちに停止します。

イベント発生時

このチェックボックスを選択すると、イベントが発生してから別のイベントが発生するまでの間、ビデオが録画されます。イベントによる録画を使用するには、そのイベントが定義されていて、付随するリストで開始イベントおよび終了イベントが選択されていることが必要です。

他のフィールドの下にあるイベントの設定リストを使用して、必要に応じたイベントを定義します。

開始イベント

関連する開始イベントを選択します。 開始イベントが発生すると(あるいは、プリレコーディングを使用する場合は、それ以前から)録画が開始します。以下を参照してください。

終了イベント

関連する停止イベントを選択します。 終了イベントが発生すると(あるいは、ポストレコーディングを使用する場合は、それより後に)録画が停止します。以下を参照してください。

プリレコーディングの有効化

オプション条件付きが選択されている場合だけ使用可能です。

録画開始条件(モーションまたは開始イベント)が満たされる前から、ビデオを録画する秒数を指定します。

ポストレコーディングの有効化

オプション条件付きが選択されている場合だけ使用可能です。

録画停止条件(モーション終了または終了イベント)が満たされた後で、ビデオを録画する秒数を指定します。

手動レコーディングが有効である可能性があります。手動レコーディングは、必要な権限を持つXProtect Smart Clientユーザーが、録画中ではないカメラからのライブビデオの表示中に、何か関心の対象が見えた場合、手動で録画を開始できます。有効であれば、個々のカメラの録画が録画しない設定や条件付き録画に設定されていても、手動レコーディングを行うことができます。

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