システム設定のバックアップ

以下では、Milestoneが、すべての対応オペレーティングシステムで実行中のサーバーのシステムデフォルトの設定パスC:\Program Data\Milestone\Milestone Surveillance)をユーザーが変更していないことを前提としています。デフォルトの設定パスを変更した場合、以下に説明する方法を使用するとき、実施した変更を考慮する必要があります。

ここで説明するバックアップは、監視システムのセットアップ全体のバックアップです(ログファイル、イベントおよびの設定、復元ポイントビューグループならびにManagement ApplicationおよびXProtect Smart Clientの設定を含む)。あるいは、設定をバックアップとしてエクスポートすることも可能ですが、これはManagement Applicationの設定に限られます。

バックアップするには:

  1. フォルダC:\Program Data\Milestone\Milestone Surveillanceとそのコンテンツすべてをコピーします。
  2. C:\Program Files\Milestone\Milestone Surveillance\devicesフォルダを開き、devices.iniファイルが存在することを確認します。ファイルが存在する場合、これをコピーします。特定のタイプのカメラのビデオプロパティを設定している場合、このファイルが存在します。このようなカメラでプロパティを変更すると、カメラ自体ではなくファイルに保存されます。
  3. コピーをサーバーから離れたところに保管して、サーバーが損傷を受けたり、盗難やその他の影響を受けたりした場合に喪失しないようにします。

バックアップは、使用しているシステム設定の、バックアップ時のスナップショットです。後で設定を変更した場合、手元にあるバックアップは、最も新しい変更を反映しなくなります。このため、使用しているシステム設定のバックアップを定期的に行います。説明に従って設定をバックアップする場合、バックアップには復元ポイントが含まれます。これにより、バックアップした設定を復元するだけでなく、必要に応じてその設定の前のポイントまで戻ることができます。

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