一般的なスケジュールおよびアーカイブを設定する場合、多くのカメラに対して一定のプロパティを同時に指定することができます。スケジュールオプションを使用するのは、プロパティがすべてのカメラによって共有されているためです。
クライアント要求時のカメラ起動 |
たとえば、オンライン録画スケジュールの終了日時に達したなどの理由でカメラがオフラインになっている場合、クライアントユーザーはカメラからのライブビデオを表示することができません。 クライアント要求時のカメラ起動を選択すると、クライアントユーザーは、オンラインスケジュール外でも、録画することなくカメラからのライブビデオを表示することができます。技術的には、オンラインスケジュール外で、カメラを強制的にオンラインにします。 カメラの起動と連動して録画も開始したい場合は、クライアントからの要求で開始した際に録画を有効にするを選択する必要があります(以下を参照)。 |
クライアントからの要求で開始した際に録画を有効にする |
クライアントからの要求によるカメラ起動を選択している場合に、カメラ起動時の録画連動を有効化できます(前項目を参照)。 手動録画の権限を持たないユーザーの場合、クライアントからの要求で開始した際に録画を有効にするを有効化しても、そのユーザーによる手動録画を行うことができません。 |
新規カメラのスケジュールプロファイル |
後でシステムに追加するカメラをデフォルトとして使用するオンラインスケジュールプロファイルを選択します。この選択が適用されるのはオンラインスケジュールだけであり、他のスケジュールには適用されないことに注意してください。デフォルトの選択は、常にオンです。つまり、新しいカメラは常にオンラインであり、ライブ表示やその他の処理のためにビデオをシステムのサーバーに転送します。 |
再接続試行間の最大遅延 |
再接続試行の積極性を調整します。システムがカメラへの接続を失うと、デフォルトでは、10秒後に接続の再確立を試行します。 ワイヤレス接続で車載カメラを使用している場合など、一部の環境ではカメラの接続が頻繁に失われる可能性があるため、再試行の試みの積極性を変更することを検討してください。 |
オンライン録画スケジュール設定がない場合でも、ライブ映像を見たり、ビデオの録画を開始したりすることもできます。これを行うには、クライアント要求時のカメラ起動を選択し、必要に応じて、該当のカメラでスケジュールプロパティをセットアップする際に、以下のクライアントからの要求で開始した際に録画を有効にするオプションを選択します。
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