アクティベーションなしのデバイスの変更は、3つの変数に基づいて計算されます。Milestoneソフトウェアの複数のインストールがある場合は、変数はそれぞれに個別に適用されます。変数は以下のとおりです。
アクティベーションなしのデバイスの変更数は、Cmin値より低くしたり、Cmax値より高くすることはできません。C%変数に基づいて計算された値は、システムの各インストールにある認証済みデバイス数に応じて変化します。アクティベーションなしのデバイスの変更によって追加されたデバイスは、C%変数による認証としてカウントされません。
Milestoneは3つのすべての変数の値を定義し、値は通知なく変更される場合があります。変数の値は製品によって異なります。
製品の現在のデフォルト値の詳細については、My Milestoneをご覧ください。
C% = 15%、Cmin = 10、Cmax =100に基づく例
お客様が100個のハードウェアデバイスライセンスを購入します。100台のカメラをシステムに追加します。自動ライセンス認証を有効にしていない場合は、アクティベーションなしのデバイスの変更はゼロです。ライセンスを認証すると、アクティベーションなしのデバイスの変更が15になります。
お客様が100個のハードウェアデバイスライセンスを購入します。100台のカメラをシステムに追加し、ライセンスを認証します。アクティベーションなしのデバイスの変更は現在15です。お客様は、システムからハードウェアデバイスを削除することにしました。現在99台のデバイスが認証され、アクティベーションなしのデバイスの変更数は14まで減りました。
お客様が1000個のハードウェアデバイスライセンスを購入します。1000台のカメラを追加し、ライセンスを認証します。アクティベーションなしのデバイスの変更数は現在100です。C%変数に従い、アクティベーションなしのデバイスの変更数が150になりましたが、Cmax変数のためアクティベーションなしのデバイスの変更数は100以下に制限されています。
お客様が10個のハードウェアデバイスライセンスを購入します。10台のカメラをシステムに追加し、ライセンスを認証します。Cmin変数により、アクティベーションなしのデバイスの変更数は現在10です。数がC%変数にのみ基づいて計算されている場合は、1 (10の15% = 1.5、1に切り捨て)しかありません。
お客様が115個のハードウェアデバイスライセンスを購入します。100台のカメラをシステムに追加し、ライセンスを認証します。アクティベーションなしのデバイスの変更は現在15です。認証せずに別の15台のカメラを追加します。アクティベーションなしのデバイスの変更15のうち15を使用します。50台のカメラをシステムから削除し、アクティベーションなしのデバイスの変更は7まで下がります。つまり、アクティベーションなしのデバイスの変更15を使用して前に追加したカメラ8台が猶予期間になります。お客様は50台の新しいカメラを追加します。前回ライセンスを認証したときにシステムで100台のカメラを認証したため、アクティベーションなしのデバイスの変更は15に戻ります。猶予期間になった8台のカメラはアクティベーションなしのデバイスの変更として元の状態に戻ります。50台の新しいカメラは猶予期間になります。
© 2019 Milestone Systems A/S