システムは、システム機能の活動を示すさまざまなログを生成します。このシステムでは、以下のタイプのログが使用できます。
名前 |
詳細 |
---|---|
Management Applicationログファイル |
Management Applicationの活動を表示する。システムは、Management Applicationを一日使用するたびに新しいログを作成します。 このタイプのログは無効にはできません。Management Applicationログファイルの名前は、AdminYYYYMMDD.logという構造になります。たとえば、Admin20091231.logなどです。 |
Recording Serverサービスログファイル |
Recording Serverサービスの活動を示します。このサービスを使用すると、1日ごとに新しいログファイルが作成されます。 このタイプのログは無効にはできません。Recording Serverサービスログファイルの名前は、RecordingServerYYYYMMDD.logという構造になります。たとえば、RecordingServer20091231.logなどです。 |
Image Serverサービスログファイル |
Image Serverサービスの活動を示します。このサービスを使用すると、1日ごとに新しいログファイルが作成されます。 このタイプのログは無効にはできません。Image Serverサービスログファイルの名前は、ISLog_YYYYMMDD.logという構造になります。たとえば、ISLog_20091231.logなどです。 |
Image Importサービスログファイル |
Image Importサービスの活動が示されます。このサービスはプリアラーム画像を取り込んだり、取り込んだ画像をカメラのデータベースに保存したりする際に使用されます。 プリアラーム画像は、選択したカメラでのみ使用可能な機能です。イベントが発生する直前の画像を、カメラから監視システムへEメールで送信することができます。このサービスを使用すると、1日ごとに新しいログファイルが作成されます。 このタイプのログは無効にはできません。Image Importサービスログファイルの名前は、ImageImportLog_YYYMMDD.logという構造になります。たとえば、ImageImportLog20091231.logなどです。 |
イベントログファイル |
登録されているイベントの活動を示します。イベントが発生した日ごとに、新しいログファイルが作成されます。 このタイプのログは無効にはできません。イベントログファイルを表示するには、XProtect Smart Client(再生タブのアラートセクションを使用)を使用する必要があります。 |
監査ログファイル |
XProtect Smart Clientユーザーの活動を示します(監査ログが有効である場合)。 監査ログが有効であれば、毎日クライアントユーザーが活動した日ごとに、新しいログが作成されます。監査ログファイルの名前は、_auditYYYMMDD.logという構造になります。たとえば、_audit20091231.logなどです。「_」は、監査ログがImage Serverサービスによって生成された事実を示す接頭辞です。 |
ログの場所
すべてのログファイルは、デフォルトでは、使用しているオペレーティングシステムで該当するすべてのユーザーフォルダに配置されます。デフォルトでは、7日間保存されます。ログを設定する際に、ログファイルの場所や、ログを保存しておく日数を変更することができます。
ログの構造
システムによって生成されるログファイルの大半は、W3C拡張ログファイル形式に準拠した共有構造を使用しています。それぞれのログファイルは、ヘッダーおよび複数のログ行で構成されます。
ログの整合性チェック
Management Applicationログファイル以外のすべてのログファイルは、24時間ごとに整合性チェックを受けます。整合性チェックは、システムのLog Checkサービスによって実行されます。整合性チェックの結果は、LogCheck_YYYYMMDD.logというファイル名構造のファイルに自動的に書きこまれます。たとえば、LogCheck_20091231.logなどとなります。ログファイルと同様、ログチェックファイルも、デフォルトでは、使用しているオペレーティングシステムの該当するすべてのユーザーフォルダに配置されます。
矛盾があると、ログチェックファイルに書かれたエラーメッセージの形式でレポートされます。
考えられるエラーメッセージ:
名前 |
詳細 |
---|---|
ログの整合性情報が見つかりませんでした。ログの整合性は保証できません。 |
ログファイルの整合性をチェックできませんでした。 |
ログ情報が、整合性情報と一致しません。ログの整合性は保証できません。 |
ログファイルは存在しますが、予期される情報が含まれていません。ログの整合性は保証できません。 |
[ログファイル名]が見つかりません |
ログファイルが存在しませんでした。 |
[ログファイル名]が空白です |
ログファイルは存在しましたが、空白でした。 |
[ログファイル名]の最後の行が変更/削除されています |
ログファイルの最後の行が、検証基準を満たしません。 |
[ログファイル名]の[#]行近辺に暗号化されたデータがありません |
関連するログファイルの暗号化部分がありませんでした。 |
[ログファイル名]の[#]行近辺で不一致が見つかりました |
ログファイルが、暗号化部分と一致しません。 |
[ログファイル名]のログファイルの先頭部分で不一致が見つかりました |
ログファイルのヘッダーが正しくありません。この状況が発生する可能性が高いのは、ユーザーがログファイルの先頭部分を削除しようとした場合です。 |
注意: ログチェックファイルには、エラー関連以外のメッセージも表示されます。
© 2019 Milestone Systems A/S