PTZ関連のプロパティが使用できるのは、PTZ(パン/チルト/ズーム)カメラを使用している場合だけです。
PTZプリセット位置を使用すると、特定のイベントが発生したり、PTZパトロールプロファイルを設定した場合に、PTZカメラを自動的に特定の位置へ移動させることができます。また、クライアントでプリセット位置を使用して、複数のプリセット位置間でPTZカメラを移動させる権限をユーザーに付与することもできます。プリセット位置の名前には、A-Z、a-z、数字0-9だけを含めます。カメラからプリセット位置をインポートした場合は、名前にこれら以外の文字が含まれていないか確認してください。含まれている場合は、インポートする前にプリセット位置の名前を変更してください。
複数の同時ビデオストリーム出力に対応しないカメラは、監視サーバーとManagement Applicationに同時に接続することはできません。Milestoneでは、そうしたデバイスでモーション検知やPTZを設定する場合、Recording Serverサービスを停止することを推奨しています。
Management Applicationでカメラからのビデオを表示するも参照してください。
PTZタイプ |
設定オプションは、対象となるPTZカメラのタイプによります。
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インポート/更新 |
PTZタイプ2または3を選択している場合のみ使用できます。カメラのメモリから、既に定義されているプリセット位置をインポートして、システムで使用することができます。 この方法で既にプリセット位置をインポートした後で、カメラでプリセット位置を追加または変更している場合、このボタンを使用してインポートしたプリセット位置を更新することができます。 |
新規追加 |
PTZタイプ1を選択している場合のみ使用できます。ウィンドウ上部のコントロールを使用して、必要な位置へカメラを移動させ、空白のフィールドに位置の名前を入力してから、ボタンをクリックしてその位置を定義済みのプリセット位置のリストに追加します。 プリセット位置の名前には、文字A~Z、a~z、数字0~9しか使用できないことに注意してください。 |
新しい位置を設定 |
PTZタイプ1または3を選択している場合のみ使用できます。既に定義済みのプリセット位置が変更できます。リストで、変更したいプリセット位置を選択します。次に、ウィンドウ上部のコントロールを使用して、必要な位置へカメラを移動させます。次に、ボタンをクリックして、古い位置の代わりに新しい位置を上書きします。 |
削除 |
PTZタイプ1または3を選択している場合のみ使用できます。既に定義済みのプリセット位置が削除できます。リストで、削除したいプリセット位置を選択してから、ボタンをクリックします。 プリセット位置を削除する前に、その位置がPTZパトロールやイベントでのPTZで使用されていないか確認してください。プリセット位置はカメラに保存されているため、インポート/更新ボタンをクリックすると、削除したプリセット位置をシステムに復元することができます。この方法でプリセット位置を復元して、PTZパトロールやイベントでのPTZで使用する場合、再度使用するには手動での設定が必要になります。 |
テスト |
プリセット位置を試します。リストで、テストしたいプリセット位置を選択してから、ボタンをクリックして、カメラが選択した位置へ移動することを確認します。 |
PTZコントロールホイール |
リストで選択したプリセット位置を、上下に移動します。選択したプリセット位置は、一度のクリックで1ステップだけ移動します。プリセット位置を上下に移動することで、プリセット位置をクライアントに表示する順番を制御できます。 |
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