他のデータベースソフトウェアの場合と同様に、XProtect®ソフトウェアを実行しているコンピュータにアンチウイルスプログラムがインストールされている場合は、特定のファイルのタイプや場所、ならびに特定のネットワーク通信を除外することが重要になります。このような例外を設定しておかないと、ウイルススキャンで大量のシステムリソースが消費されてしまいます。さらに、スキャンプロセスによってファイルが一時的にロックされ、その結果として録画プロセスが中断されたり、データベースが破損する場合さえあります。
ウイルススキャンを実行する必要がある場合は、録画データベースを含んでいるRecording Serverディレクトリをスキャンしないでください。録画サーバーディレクトリはデフォルトでc:\mediadatabase\に設定されています。すべてのフォルダもその場所にあります。
また、アーカイブ保存ディレクトリでもウイルススキャンは実行しないでください。以前のバージョンのソフトウェアでは、デフォルトで、データベースはインストールフォルダに配置され、それそれが録画されるデバイスのMACアドレスを持つサブフォルダとなっています。
以下を除外に追加してください。
製品 |
TCPポート |
---|---|
XProtect Professional VMS 製品 |
80, 25, 21, 1234, 1237, 22331 |
XProtect Mobile |
8081 |
または
製品 |
プロセス |
---|---|
XProtect Professional VMS 製品 |
RecordingServer.exe、ImageServer.exe、ManagementApplication.exe、ImageImportService.exe、RecordingServerManager.exe、VideoOS.ServiceControl.Service.exe、VideoOS.Event.Server.exe |
XProtect Mobile |
VideoOS.MobileServer.Service.exe |
組織によってはウイルススキャンに関する厳密な方針があるかもしれませんが、上記の場所やファイルをウイルススキャンから除外することが重要です。
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