XProtect LPRシステム アーキテクチャ

基本的なデータフロー:

  1. ライセンスプレート認識カメラ(a)がビデオをレコーディングサーバー(b)へ送信します。
  2. レコーディングサーバーが、ビデオをライセンスプレート認識サーバー(c)へ送信し、インストールされている国モジュールにあるライセンスプレートの特徴と比較して、ライセンスプレートを認識します。
  3. ライセンスプレート認識サーバーが、認識結果をイベントサーバー(d)へ送信し、ライセンスプレートマッチリストに対して一致させます。
  4. 一致した場合、イベントサーバーはイベントおよびアラームをXProtect Smart Client (e)へ送信します。
  5. システム管理者は、Management Application (f)からのイベント、アラーム、リストなどライセンスプレート認識の構成全体を管理します。

ライセンスプレート認識サーバー:ライセンスプレート認識サーバーは、監視システムが録画したライセンスプレート認識ビデオを処理します。ビデオを分析し、情報をイベントサーバーへ送信します。イベントサーバーはこの情報を使用して、定義されているイベントやアラームをトリガします。Milestoneは、この作業を行う専用コンピュータにライセンスプレート認識サーバーをインストールすることをお勧めします。

LPRカメラ:ライセンスプレート認識カメラは、他のカメラをビデオとしてキャプチャしますが、一部のカメラはライセンスプレート認識専用となります。認識を正しく行うには、適切なカメラを使用することが重要です。

国モジュール:国モジュールとは、特定のタイプや形のナンバープレートを特定の国または地域に属していると定義する一連のルールです。このルールではプレートおよび色、高さ、文字間隔などの特徴を表しており、認識プロセスで使われます。

ナンバープレートマッチリスト:ナンバープレートマッチリストは、ユーザーが作成するリストです。ナンバープレートマッチリストとは、システムに特別な方法で処理させたいナンバープレートの集合のリストです。リストを指定したら、これらのリストでナンバープレートを認識するイベントをセットアップすることで、イベントやアラームをトリガすることができます。

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